冒頭は、昔話風で始まりますが、スーパーボールのような話の展開です。
子供向けのような体裁ですが、大人でも十分読み応えがあります。
フェイクニュースや情報戦、忍者のスパイ工作、敵国を弱体化させるために分断をけしかけたり、人間社会を風刺しているようでもあります。
平凡なお爺さんとお婆さんが翻弄されてしまう姿は、ちょっと可哀想な感じもします。
人生の終盤でこんな出来事に遭遇したら、寿命が縮まってしまいそうです。
それでも最後は、何物にも代えがたいご褒美がもらえたことは、ホッとします。
この物語に出てくるお婆さんは、そんなに悪い人でしょうか。
僕の方がよっぽど腹黒な気がします。
皆さんは、どう思われますか。
霊魂学書籍のご紹介
霊魂の英雄: -下の世界からの脱出
これは、いわゆる自動書記によって書かれています。
その為に、本の内容について著者は何も分かりません。
信じるのも自由ですし、信じないのも自由です。
下の世界に落ちた霊魂が、苦悩しながらも脱出する話です。
下の世界にも素晴らしい霊魂がいる、という事を、高級霊魂は知らせたかったのだと思います。