
水波一郎師が主宰する、霊魂学と霊的修行法を学ぶ会「契山館」についてです。
会員にとっても参考になる内容ですし、これから入会される方には、ぜひ読んで頂きたいと思います。
この本は、会の宣伝というより、具体的な解説になっています。
主催者の気持ちも伝わりますし、目的や志し、会員の心得なども書かれています。
僕が入会した頃は、こうした本もなかったので、不安もありました。
宗教的な会、団体は、他の分野では考えられないようなことも起きますし、まとまるための難しさがあります。
会員の結束、協力、強調があってこそ、真に霊的に力を持てる会となるような気がします。
心得的なことのみならず、入会や退会、金銭的なことも明確にされています。
「契山館」に興味のある方は、ご一読下さい。
霊魂学書籍のご紹介
龍神の生贄: むかしむかしの霊的なお話3 水波一郎著
おみつの村では、田んぼに引く水が足りなくなりました。上流の村が水をくれないからです。
ですが、それには理由がありました。
上流の村が田んぼに引いている水の、源泉とも言える池の水が少なくなっていたからです。
お城の重役達の会議では、水が減った原因は、龍神様の祠が荒らされたからだ、という事でした。その為、龍神様のお祭りをして、祭りの最後に、若い女性の生け贄を捧げる、という事になったのです。
そして、その生け贄の候補者の一人になったのが、おみつでした。
他にも候補がいました。候補者のどの女性達も死にたくありません。
一体、誰が生け贄になるのでしょうか。
おみつは生け贄になって、死んでしまうのでしょうか。