
先日、NHKガッテンという情報番組で、「ボケない!脳が若返る『めい想パワー』SP」が放送されました。
瞑想の本当の目的は、「脳が持つ本来の力を最大限引き出すこと」だそうです。
宗教や修行の世界という垣根を越え、脳に良いので皆さんも試してみませんか。ということでしょう。
たしかに瞑想することにより、肉体の脳に良い影響は科学的なデータもあるようです。
こうした瞑想は、欧米でのヨーガブームの影響が日本にも波及したものです。
リラクゼーションや肉体の健康に重点が置かれ、霊的なことに触れられていないのも当然のことかも知れません。
元来、瞑想というものは宗教的な修行法でした。
昔の人々は、みんな神や仏を意識し、だからこそ神や仏に仕える霊魂に指導されていたのです。
霊的な修行というものは、人間の霊的部分の成長や発達の為に行うものです。
どうしたら人間が霊魂として成長できるか。その成長をうながす霊的エネルギーを、いかに吸収できるかが大きなテーマだったといえます。
高度な修行体系ほど、危険を伴うものです。
以前は、瞑想に対する危険や弊害を主張する声があったと思います。
現代の霊的環境は悪化しています。
テレビ番組で瞑想というものを取り上げるのであれば、弊害や危険性についての調査がなされていないのは、とても残念に感じました。
そこで、瞑想に興味のある方は、水波一郎著「瞑想の霊的危険」をぜひ読んで頂きたいと思います。
この本では、安易な瞑想の何が危険なのか、どうなってしまうのかが書かれています。
もちろん、瞑想を頭ごなしに否定するのではなく、対策も記されています。
霊的修行法としての瞑想は、欠くことの出来ないほど有用です。
多くの方に危険の伴わない正しい瞑想を行って頂けることを願っています。
霊魂学書籍のご紹介
霊的能力の謎 - 霊能力者、霊媒の真実 水波一郎著
霊能力者も霊媒も大勢いる。しかし、その人達の中には不真面目な人もいる。霊的な能力が何もないのに、看板を上げている人もいれば、霊能力者の事務所に所属している人もいる。では、どうしてそうした事が可能なのか。他の分野であれば、出来の悪い商品はよほど安くないと売れ残ってしまう。業者は質の良い商品を作る必要がある。ところが、霊的な能力の質は上がる気配がない。それは、霊的な能力の有る無しが分かりにくく、嘘をつける分野だからである。元々、科学は霊能力を認めていない。科学的には、たとえ本物であっても、嘘なのである。科学的な面から、霊能力は嘘だから禁止すると言うと、全員、看板を外す事になる。しかし、需要はある。大勢の人達が納得しない。結局、一人一人が本物とニセモノを選別する事になる。しかし、それは難しい分野なのである。