この本は、天狗の5つのお話しが載っています。
日本では、古くから天狗を祀る神社やお寺があり、人間と深い関わりを持っていたと推測されます。
昔から現代に至るまでの様子も描かれておりますが、日本人の意識も大きく変わってしまい、天狗の出番も役割も果たせない状況のようです。
この本における天狗は神社で活動していたようですが、現代では、待てど暮らせど「真面目な信仰者が現れない」と嘆かれています。
今の日本は、霊的環境も悪化し、低い霊魂に取り囲まれていることも気づけず、霊魂としての救いも難しくなっているようです。
こうした状況では、天狗や霊魂の中にも、物質世界から人間を消してしまった方が良いと考える霊魂もたくさんいるそうです。
生きるのに大変な時代には、せめて死後の世界での幸福を願っていたのかも知れません。
昔に比べ現代は、生活しやすくなり、知性も増し、余裕も出来たのではないかと思います。
ところが、物質主義に走り、信仰心や霊的感性も曇らせてしまったように感じます。
死後の世界には法則があり、低い世界に落ちてしまうと、救いの手を差し伸べるのも困難です。
物質世界で暮らしている間に、霊的成長が望まれます。
お子さんでも読めるように、やさしく書かれておりますが、深い内容です。
霊的にことに関心を深めるための入門書と言えます。
霊魂学書籍のご紹介
神伝鎮魂法 - 幽体の救い 水波一郎著
人間という霊的生命体にとっての、真の進歩の為に。本書で紹介した神伝鎮魂法は、神伝禊法と共に、現代人の為に新しく作成した霊的トレーニングの体系である。現代は昔の人のように時間がゆっくりとは流れていない。日々、忙しい人が多い。そうした人でも毎日、少しの時間で実習できる霊的トレーニングについて記している。山に籠って何年も下りて来ないとか、冷たい氷のような水の中に入るとか、そうした苦行ではなく、健康体操と同レベルの気軽さで出来る、霊的な修行法を紹介している。それは、悟りを求めるとか、生き仏になるとかいうような難しい哲学の世界ではない。肉体が弱い人が体操するのと同じで、幽体を鍛える、という身近な訓練である。