水波一郎著「霊魂からの伝言-霊的な人生とは」

「今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」と呟きたくなります。これは、鶴田浩二さんが歌った「傷だらけの人生」のセリフの一節です。

現代社会は不安ばかりで、ため息が出てしまいます。もし、自分の人生というものを模索しているのでれば、お勧めしたい一冊です。

とんとん拍子に物事が進んでいる中では、気づけないこともあります。

僕も、思い通りの就職先もなく、将来に不安を感じつつ、夜中にアルバイトでトラックを走らせていました。

そんな時、ラジオの深夜放送で霊能者が魂について語り始めたのです。

今まで全く興味もなかったのですが、なぜか心に引っかかり続けました。そうした類の本を探していた頃のことが思い起こされます。

こうして、霊魂学を学んだり、霊的な修行を行っていると社会との大きな隔たりを感じてしまいます。

昔であれば、霊的修行をしている人は、真面目な人だとか言われましたが、今では変わり者扱いされてしまい、自分の言いたいこともためらい、自分を隠すこともしばしばです。

自分では、霊的修行は正しい人生だと思っていても、真面目に理解してくれる人は、とても少ないです。

こうした修行は、難しいものではないと言いたいところですが、悩みは増えるし、疑問を抱える連続で、ぜんぜん楽になどならない、というのが実情です。

それでも、自分の中での確信や喜びがあったからこそ、続けて行けるのでしょう。

これは、言葉で表すのは難しいですし、皆さんがご自身で体験して頂くのが、一番ではないかと思います。

確かに現実は、生活するだけでも大変なことです。僕もその中で暮らしているので、良くわかります。

契山館の霊的トレーニングは、現代人向けに体系化されています。

あまり時間をかけずに、自宅でも行えるようになっています。

世の中の幸福と霊的な意味での幸福は、必ずしも同じではないのです。

世の中に流されてしまい、大事なことを見失い、不幸にならないことを願っています。

霊的修行とは、安易なご利益を求めるものではないということを知って頂ければと思います。

霊的トレーニングとは、自分を知ること、そして救い、そのためのツールと言えます。

霊魂学書籍のご紹介
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