水波一郎著「龍-霊魂の世界から舞い降りた霊力」

この本を読んで頂くと、龍というイメージが大きく変わることでしょう。

人間に対する龍の強くて優しい心が、伝わって来ます。

本来の守護霊や指導霊の役割を理解できます。

こうした高級霊の活動が、人々に全く認知されていない現実は、非常に残念でなりません。

最近、旧統一教会のことが問題視されていますが、『龍』は、宗教の意味や価値を再認識させてくれます。

また、宗教的教団、組織の背後にいる霊魂の思惑も書かれています。

霊的トレーニングの意味、必要性についても説いています。

『龍』 第五章 3 美しい光景の一節を、ご紹介します

霊的な修行は、龍だけでなく、人間にも必要である。

しかし、日本のみならず、世界中で霊的修行が無視されている。

これは、重大な問題であった。

人間であれ、龍であれ、共に高貴な存在から誕生した霊的生命体である。

その遠祖は、神霊にまで遡る。

その為に、人間も、龍も、少しでも神霊に近づきたいという本性を持っている。

だからこそ、修行するのである。

<中略>

特に人間の場合は必要である。

龍と違って、物質の世界に身体を持ち続けている。

その為に、新しい荷物を背負ってしまう。

物質の世界での苦しみや悲しみ、他者からの念による攻撃で、幽体が傷ついている。

それが、霊魂の世界に戻った時に足枷になって、下層の幽質界に落ちてしまう原因になっている。

上層の世界に適さない幽体になっているからである。

『龍』は、龍を通じて霊的世界と物質世界の関わりが、幅広く書かれています。

霊的トレーニングとは、超能力や霊能力開発ではなく、目先のご利益を得るためのものでもなく、ましてや金儲けの手段でもありません。

古事記には、神々が禊を行うシーンがあると思います。

物質の世界に生まれたことによる穢を祓い、元の姿に戻ることを意味します。

多くの方が、霊的トレーニング行って欲しいと思います。

これは僕だけの願いでなく、神々、高級霊、そして龍の共通した想いです。

霊魂学書籍のご紹介
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
お好きなコンテンツから読めます