
主人公が霊的世界という迷宮に足を踏み入れる。そこには危険な罠が待ち受けていた。
人間VS悪霊VS悪魔。
霊魂とのパイプ役である著者が、明かした霊的世界の光と影。
ある青年が母の死を契機に、死後の世界や霊魂に興味を抱き、彼を通して霊的世界の複雑さや、怖ろしさ伝えています。
もちろん、霊的世界に関心も持つことは悪いことではないと思います。
死後、人間が霊魂として存在し続けるのであれば、とても大事なことであると感じます。
僕も霊的世界に関心を持ちはじめた頃、様々な情報が溢れていて、戸惑ったことを思い出します。
本を読んで瞑想していた時期もありました。
実は単に知識だけの自己流が、とても危険なことなのです。
我々人間は霊魂が見えませんが、霊魂には見えてしまうのです。
悪い霊魂にでも目をつけられてしまうと、なかなか離れてくれません。
幸いにも、僕は本格的な霊的トレーニングに廻り合えたことで、誤った方向に進まずに済んだのでしょう。
霊魂は怖がるだけの存在ではありません。
今の人生、そして死後の世界での幸福に向け、手助けしてくれる霊魂もいます。
安直なご利益を期待するのではなく、こうした霊魂から真の霊力を受け取って欲しいと思います。
「真実を求めて」この本は難しい専門用語を並べて、いかにも的な内容ではなく、主人公を設定し物語風にわかりやすく書かれています。
ですので、理解出来ずに途中で飽きてしまうようなものではありません。
正しい認識を持つことで危険やリスクを避けることが出来ます。
霊的世界に関心のある方は、この本を、ご自身の霊的進歩向上につなげて欲しいと願っています。
霊魂学書籍のご紹介
霊魂三国史: 中国、朝鮮、日本、霊魂達の戦い 水波一郎著
中国が三国に分かれ、戦争を繰り返していた頃の霊魂達の話。
この世で人間に干渉して喜んでいる困った霊魂達の中にも、敵と味方が生まれ、対立が起きるようになりました。
強い霊魂は乱暴で、暴力ばかり振るうので、弱い霊魂達は身を守る為に、強い者の側に集まり、集団ができるようになったのです。
霊魂同士の喧嘩が集団同士の戦いに発展しました。やがて、一番強い勢力が中国全体を制覇しました。
中国に軍隊のような集団ができると、他国にまで進出して乱暴するのでした。そうなると、他の国の霊魂達も身を守らねばなりません。
時間の経過と共に、他の国にも規模の大きな霊魂集団ができるようになりました。