
主人公が霊的世界という迷宮に足を踏み入れる。そこには危険な罠が待ち受けていた。
人間VS悪霊VS悪魔。
霊魂とのパイプ役である著者が、明かした霊的世界の光と影。
ある青年が母の死を契機に、死後の世界や霊魂に興味を抱き、彼を通して霊的世界の複雑さや、怖ろしさ伝えています。
もちろん、霊的世界に関心も持つことは悪いことではないと思います。
死後、人間が霊魂として存在し続けるのであれば、とても大事なことであると感じます。
僕も霊的世界に関心を持ちはじめた頃、様々な情報が溢れていて、戸惑ったことを思い出します。
本を読んで瞑想していた時期もありました。
実は単に知識だけの自己流が、とても危険なことなのです。
我々人間は霊魂が見えませんが、霊魂には見えてしまうのです。
悪い霊魂にでも目をつけられてしまうと、なかなか離れてくれません。
幸いにも、僕は本格的な霊的トレーニングに廻り合えたことで、誤った方向に進まずに済んだのでしょう。
霊魂は怖がるだけの存在ではありません。
今の人生、そして死後の世界での幸福に向け、手助けしてくれる霊魂もいます。
安直なご利益を期待するのではなく、こうした霊魂から真の霊力を受け取って欲しいと思います。
「真実を求めて」この本は難しい専門用語を並べて、いかにも的な内容ではなく、主人公を設定し物語風にわかりやすく書かれています。
ですので、理解出来ずに途中で飽きてしまうようなものではありません。
正しい認識を持つことで危険やリスクを避けることが出来ます。
霊的世界に関心のある方は、この本を、ご自身の霊的進歩向上につなげて欲しいと願っています。
霊魂学書籍のご紹介
あなたの死後は: 死後を決める生き方 水波一郎著
『人の死後はそれぞれ』では、死んだ後の世界について書きました。
今回は、どんな人が、またどんな死に方をした人が、上の世界に行くのか、あるいは下の世界に行くのか、そうした事を主題としています。現代は昔とは社会が違います。昔はなかった科学技術の発展で、受験戦争も激化しましたし、医療の発展で、昔なら死んだはずの人が死なない時代になっています。そうなると、人々の死後はどうなるのでしょうか。昔とはどう変わるのでしょうか。
そして、私達の死後はどうなるのでしょうか。
私は霊媒ですので、本書の内容は霊魂の主張です。