霊魂から見た地上の人間

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人間は様々な想いを秘めている

まちゃたま

霊魂から地上の人間は、どのように見えますか?

霊魂

簡単なことを説明しておく。

人の魂は、今のお前ではないぞ。

それは断っておくが、お前ではない。

だとすれば、仮に寝ているとして、自分の行動は夢の中で、いつ普段と同じだったことがある?

が、夢の中も、果たして他人か否か?

他人じゃないぞ。

自分の本当の思いも、そこにあるのだぞ。

まちゃたま

ということは、夢の中でも表面的な意識だけではなく、もっと深い意識が反映していることもあるんだね。

霊魂

たとえば、死にそうになったら、普段どんなにプライドが高くても、泣き出してわめくぞ。

それも、自分だぞ。

誰も気にしてくれなくなったら、寂しくなる。

皆が側にいたら、うれしい。

良いことがあったら、楽しい。

腹がたったら、相手を殴りたい、蹴りたい。

が、すべて自分であって、他人じゃない。

今笑っている自分は、二時間程まえに怒っていたが、それは、すべて心の中にいつもあったのだ。

まちゃたま

 人間は、みんな同じなんだ。

よかった!

Image by simone gatterwe from Pixabay
霊魂

いま、自分のつもりでいるが、それは、今の瞬間そうした顔になって表現されているだけだ。

本当は、違うのだ。

だから、いま悪人であっても、魂は違う。

今、ろうやにいたら、皆、お前のような悪党は、更正せねばならぬというが、違うぞ!

ろうやにいる面を、今出しただけだぞ。

まちゃたま

魂というのは、心とは違うんだ。

魂は、いろんな面を持っているということだね。

霊魂

皆、全員、心の奥には、同じものがあるのだ。

飯が食えねば、絶対に、おのれが食いたいのだぞ。

女がひとりしかいなければ、あとの者は殴っても、おのれのものにしたいのだぞ。

人はみな同じ。

誰も違わない。

が、それを知らず愚かなことを叫んでいても、いま善人だというが、明日はろうやだぞ。

だから言う。

人は魂として、長い歴史をもっていた。

その歴史には、醜い部分がたくさんあるが、醜いと思うのは、人がそれを醜いと名づけたからだぞ。

Image by Ulrich B. from Pixabay
まちゃたま

自分では気がつかないけど、魂という視点から見ると連続していて、いろんなことを、経験して来ているんだ。

善悪は己の判断でしかない

霊魂

皆、力ずくで獲物を獲っていた時代には、動物を愛護するなど、誰も言わなかった。

正しいことをして、何が悪い。

まちゃたま

狩猟で生活していたころは、スーパーマーケットなんて、無かったもんな。

だから、自分で獲らないと食べていけなかった。

Image by Paul Barlow from Pixabay
霊魂

 それを、動物の首を折ってしまっても、当たり前のことなのに、なぜそれを醜い行為だという。

なぜ、悪と言う。

動物の首を折って当たり前の時代があった。

皆に喜ばれ感謝されて、神のごとしに言われたぞ。

それが、人の歴史だぞ。

今、ろうやにいて、何が悪い。

ふざけるな、と言いたいぞ。

人は皆、そういう歴史を通ってきたのであって、誰も人殺しをしないで生きてきたわけではないぞ。

過去世では皆、人を殺しているぞ。

人を殺した時代があったのだから、そのうちの殺した方のおのれも、過去にあるに決まっている。

殺された側にも、自分がいたに決まっている。

まちゃたま

今の日本で暮らしていると人を殺すなど考えもしないけど、「オレが掟だ!!」なんていう人が、たくさんいる無法社会では、きっと、きれい事など通用しないだろうね。

霊魂

 自分は何度も殺しておきながら、今、殺していないと言って、他人を裁いている。

何で、裁けるのだ。

その頃は、正義といわれて、裁かれてないぞ。

お前達は、一度もろうやに入らずに、人を殺していたぞ。

それでも、いま裁くというのか。

わからない。

人はなぜ裁くのかわからない。

まして、何が善で、何が悪と、誰が決めたのだ。

ふざけるな!!

お前達は皆、普通に動物を殺して、食べているのだぞ。

将来、百年後に、絶対動物は食わぬという人類になったら、みな殺人と同じ扱いを受けるぞ。

「昔の人は皆、魚や動物を殺していたそうだ。なんという悪人か」と言われても、今の者は「子供にタンパク質を与えねば」と言っておるぞ。

タンパク質を与えるためなら、殺してもいいと言っている。

まちゃたま

じゃぁ、ステーキのレアなんか食べていたら異常者だ。

霊魂

わからない…

何を考えているのか、さっぱりわからない??

人に善もなく悪もなく、その正体は、単に欲望だぞ。

その欲望が金持ちを生み、出世を生んで、貧乏人を生んでいるのだぞ。

にもかかわらず、皆、勉強して、立身出世をするのが良い、などと言っているぞ。

まちゃたま

かといって、欲望を持つことが悪いことではないよ。

欲望がないと、生きてはいけないから。

その欲望が正しいのか、間違っているのか、良く考えろっていうこと?

霊魂

誰かが社長になれば、誰かが首になるのに決まっているのに、首になる者を誰も同情せず、人生の落伍者などと言っているぞ。

わからない??

Image by 志建 农 from Pixabay

地上のルール

霊魂

悪いことをさんざんしていると言うが、悪いことが何なのかもわからないのに、人を裁いているぞ。

わからない。

何しろわからない。人、人、人…

皆、何も知らずに他人を軽蔑し、おのれが、ただの欲望のために生きているだけなのに、何とか、自分を正当化しようとして生きている。

まちゃたま

 ドキッ!!

霊魂

これが霊魂としての長い人生から見ると、ほんの数十年なのに、それで人生が終わると信じ、必死になって他を蹴落としている。

教育というのは、他人にわからないことを、一刻も早く子供に教え込ませ、一番になること。

ということになれば、全員がそれを目指してたら、全員が一番にはならん。

やはり、一人しか一番にならん。

あとの者は皆、落伍するしかない。

それでも、延々と繰り返す。

何も考えることがない。

何が、O-157だ。

ばかげている。

食中毒とは何か?

考えたことがないようだ。

人はなぜ飯を食うのか。

一度、考えてみるとよい。

栄養の良いものを、食べる?

では、悪いものしか食べられない者に、それを、なぜ恵んでやらん。

それは、個人の私有財産だからか。

ほおぅ、私有財産?

いつお前のものになった。それは誰が決めた?

それは、法律が決めただけだぞ!

その法律は、十年後には変わるのだろう。

では、間違いだ。

どこに絶対がある。

何もない。

Image by PublicDomainPictures from Pixabay
まちゃたま

でも、法律のようなルールがないと、みんな好き勝手生きてしまう。

みんなが守れば、より暮らしやすくなるよ。

だから、法律をつくること自体は、間違いではないよね。

確かに絶対ではないけど…

善悪と人の人生

霊魂

エイズで死ぬだと?

死んでしまえ。

人はそのように生まれ、そのように死んでいく。

何の、問題もない。

役人が悪いだと?

そうした役人を作ったのは誰か。

そうした制度をつくったのは誰か。

なぜ、そういうことになったのか。

人は、なぜ死ぬのか。

その訳は何だ。

生まれて食べて、死ぬだけだ。じゃぁ、食べねば全員死ぬというのか。

そういうことの様子…

まちゃたま

それはちょっと、言いすぎ!

人間は、死というものから避けられないけど、実際、死ぬということが良くわからないんだ。

まして、自分が死ぬなど考えたくない。

霊魂は肉体がないけど、病気になると痛いし、辛いし、死ぬのは怖いんだ。

とにかく人間は、動物や植物を食べないと、生きていけないんだ。

生まれた時には、社会があるから、その中で生きて行くしかない。

たしかに、食べなくて良い霊魂から見れば、人間同士が、物を奪い合っているように見えるかもしれないけど…

Image by Alexa from Pixabay
霊魂

では、動物を愛護するわけには、いかんなぁ。

全員、食わねばならんのだ。

世の中に、犬しかいなくなったら、犬を食わずに誰が生きられる。

犬と猫しかいなくなった。

さて、豚はいない。

犬を食わねば!猫を食わねば!

それが、人ではないか!

食中毒になる危険がある。

何をばかなことを・・・

それ以前に、食えん者がおる。

それは、放っておいて良いのか。

予算はつけんのか。

まちゃたま

世界を見渡せば、貧困に苦しみ、食べることもままならぬ人達もいる。

だから、そういった人達から見れば、食中毒の心配などしていること自体が、贅沢なんだよね。

霊魂

我々、霊魂であれ、人であれ、およそ生命体に対して、ものを言う。

生命体は、地上の論理では生きていない。

魂の数千年の歴史の中でこの世に生まれ、大切なことを考え、大切なことを行ない、やがて蛹は成虫になってゆく。

それが正しい。

まちゃたま

 地上の人間がどんなに偉そうなことを言っても、所詮さなぎだ。

果たして、成虫になれるのかな?

Image by Umme Salma from Pixabay
霊魂

正しいとは、そのときの多数意見にすぎず、別の国へ行けば、別の正しさがある。

イスラムへ行けば、イスラムの正しさがある。

「女は顔を出してはならん」それが正しい。

「たくさんの嫁をもってよい」それが正しい。

「サルを食ってよい」それが正しい。

人々の言う正しさは、そうしたものである。

まちゃたま

同じ時代であっても、外国と日本では文化、価値観、考え方が違ってるよね。

日本では当たり前のことであっても、外国人から見ると、変に思えることも、たくさんあるんだろうな。

竹村健一さんが「日本の常識、世界の非常識」なんて言っていたけど。

霊魂

イエスは、その後、神のごとし扱いを受けたが、彼は国家の秩序を乱す、悪い人間だった。

それが正しかった。

まちゃたま

そうか!今は、キリスト教と言えば世界の一大宗教だけど、当時は、今でいう新興宗教的な存在だったのか。

磔にまでされてしまったんだから…

Image by ALEXANDRE BRICIO from Pixabay
霊魂

正しく処刑したのに、あとから人類の敵といわれてしまう。

これはおかしい。

槍で突いて殺せと、指示された。

正しかった。

何が正しくなかったのか?

が、あとから、極悪人のごとくに嫌われる。

これは、おかしい!

まちゃたま

「水戸黄門」を見て思うんだけど、悪いのは悪代官であっても、その下に仕えていると「懲らしめてやりなさい!」って、助さんと格さんにボコボコにされちゃうのはかわいそうだよ。

これとは、ちょっと違う?

人が言う正しさとは

霊魂

人のいう正しいとは、常にその時、多いというだけである。

人が人を殺すことですら、戦争に行きゃぁ、殺さにゃいかん。

死刑執行人は、殺さにゃいかん。

どこが間違っている。

それを、正しいという理解があっただけのことである。

間違いという理解があれば、良くないことをしたと言われる。

まちゃたま

日本は、原爆を落とされたよね。

つい最近のこと。

戦争の悲惨さや、無意味さを知っているはず。

だから、「戦争なんて、絶対してはいけない!」って言ってたでしょう。

でも、近頃は「自衛のためなら仕方がない」そんな雰囲気を感じるけど…

戦時中は、たくさんの人を殺すと、勲章をもらってヒーローだけど、戦争で負けたりしようものなら、犯罪者だもんな。

じゃぁ、どうすればいいの?

Image by Markus Winkler from Pixabay
霊魂

が、知的インテリなどと称する人を除き、一般の人に、そんなことは何もわからない。

何が正しいかなど、その時々、大勢の人がそう言っただけ。

それだけだ。

それが、人だ。

人はただ欲求に生き、欲求に死ぬだけだ。

だからこそ、我々は、人々の知性を超えた、真実を世に出したい。

なぜなら、人は霊魂だからである。

講演会は質問形式では行っておりません。

まちゃたま

子供は、学校でウンコをすると嫌われる。

適切な場所でしたにもかかわらず・・・。

いじめる側の子供のお腹の中にも、ウンコがつまっている。

みんなするよね。

外に出ると汚くて、お腹のなかにあるうちは、きれいなのかな?

他人のウンコは汚くて自分のウンコはきれいなのかな?

最近、有機栽培ブームだよね。

有機栽培は化成肥料を使わず堆肥、鶏とか牛、豚のウンコだ。

人のウンコでもいいわけだ。

ひと昔まえは、それが当たり前だった。

じゃぁ、野菜のラベルに「わたしのウンコで育てました」と書いて、自分の笑顔とウンコの写真入りで…

誰も買わないよね。

野菜でも、本来、虫がついて当たり前。

虫がつかないのは、殺虫剤使っているから。

それなのに、虫食いだと売れない。

ラベルに有機栽培、無農薬など表示されているだけで、安心する。

実際は違っていてもね。

無農薬、有機栽培は、真面目にやると手がかかるんだ。

汚い話題になってごめんなさい。

いや、きれいなんだ!?

霊魂学書籍のご紹介
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