独りよがり

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オーラ

UnsplashBen Wicksが撮影した写真

物質というものは、物質の肉体の目を通してのみ視覚することができます。

それでは一体、霊魂はどんなものを見ているのでしょうか。

霊魂は幽体の存在なので、人間を見る時、肉体とダブっている幽体、および幽体から発する「オーラ」というものが見えるそうです。

霊的修行法を行っていると、霊的なものに敏感になるようです。

以前、霊的な講演会があり、予定より早く着いてしまったので、天気も良く窓際で景色を眺めていました。

たぶん、ビルの7~8階だったと思います。

すると、突然「フーッ」と何かを感じたのです。

まるで、下の方から上に向かって「ビューン」と延びているようでした。

ふと、下を見ると、先輩がトコトコ歩いてビルに入るところだったのです。

すぐ目の前に現れたような感覚です。

「さすが先輩!」なんて関心しました。

こんな感じで人から、オーラというものが出ているのです。

特に霊的修行法を行っている人は、強く目立つようです。

僕は霊視などはできませんし、目で見るというようなものとは、ぜんぜん違うような気がします。

目で見ているのなら、自分の視野の中しか見えないことになります。

体全体で感じる、といった方が適切であると思います。

かといって、皮膚で感じるわけでもなく、音でもなく、風とは違います。

修行法を行っている人だと、背後でも少し離れたところにいても、手などを動かすと、その動きなどがよくわかるのです。

「見えないのだけれども、わかる」という不思議な感覚です。

それとは逆に、霊的修行法を行ってない人は、「ボ~」としている感じ程度です。

きっとこれでは、守護の霊魂からも見えにくいだろうと感じます。

守護、指導霊の目に止まるためにも、霊的修行法は、そんなに難しいものではないのだから、多くの人に行ってもらいたいと、心の中で思ってしまいます。

犬も霊的に向上する!?

僕の家では、昔「ウー」という名前の犬を飼っていました。

狭い家ですが、30キロ以上の犬を家の中で飼っていました。

僕が霊的修行法をはじめた頃に飼い始めたのですが、修行法を始めようとして部屋から出すと、中に入りたくて吠えたり、ドアを「ガリガリ」して騒ぐのです。

それでは、イライラして行法に集中など出来ません。

おとなしくしているなら、側にいてもいいだろうと思い、犬と一緒にいつも修行法を行っていたのでした。

一緒に行法始めてから、どれだけ経ったか忘れてしまいましたが、いつのまにか犬のオーラが上に伸びていたのです。

そのうち犬がどこにいるかわかるほど、存在感があるようになったのです。

しかし、僕が鎮魂法の中伝を習ってからは、行法を始めようとすると、部屋から出て行くようになりました。

霊的な気が強すぎたのでしょうか?

はっきりしたことはわかりませんが、犬なりに何かを感じとっていたのだと思います。

飼い始めの頃は、落ちつきがなく、あまり言う事を聞かない犬でした。

臆病なのか、気にいらないことをすると本気で噛みついたりもするので、お風呂の中(いい湯加減)に投げ込んだりと、かなりのスパルタ教育もしました。

小さい頃はそんな犬でしたが、それが年を取ってもいろんなことをすぐ覚えるし、気持ち悪いほど、人の言う事がわかる、伝わる犬になったような気がします。

僕のおふくろも、「犬ような感じがしない」と言うほど不思議な犬でした・・・。

はじめて霊能者をたずねる

これは、僕が霊的修行法をはじめる以前の、二十歳ごろの話しです。

ある霊能者といわれる方は当たると評判で、中には、当たりすぎて気味が悪いという方もいたようです。

僕は、そのころ仕事について悩んでいました。

今でいうフリーター状態だったのです。

配送の仕事をしていました。

定職に就かないと回りから言われる重圧と、「男の価値は仕事にある、かっこいい仕事に就きたい」という思い込みで、後ろめたい気持ちになっていました。

「このままでいいのか、自分の適職はなんだ?」

と、自分の将来に不安を感じていたのです。

当時、車が好きで真面目にレーサーになろうと思っていたのですが、その壁は厚く収入を得るほどの技術は持ち合わせていませんでした。

あるとき、「良く当たるという霊能者に聞いてみたらどうか?」といわれました。

UnsplashAntoine Raultが撮影した写真

その方は、○○山で難行苦行の修行の末に、霊能力を得たそうです。

「霊能力を持っているとは、どんな人なんだろう?」

期待と不安が入り混じるような気持ちで、僕は、その霊能者の家をたずねることにしました。

その方は、五十過ぎくらいの少し白髪まじりの普通の男性でした。

年配の女性の相談を受けているようです。

その女性はひとつ質問すると、その答えに対し、また質問するような感じで、なかなか終わりません。

それでも、おしゃべりそうな女性が納得したのか、やっと僕の番になりました。

「どういったご相談ですが?」と尋ねられました。

「どんな仕事についたら良いのか、迷っています」と答えました。

すると、その方は、なにやら呪文のような言葉を唱えて、喋りはじめました。

「あなたは、少し疲れているようです」

(そういえば、僕は最近睡眠不足だなー)

「今は、海のものとも、山のものとも言えず・・・」

「車関係の仕事をするのがいいでしょう」

(うっ、車が好きだって、なんでわかるんだ)

「整備の仕事もいいですが、整備などの仕事をしていても、やがて営業の仕事をします」

との回答でした。

疲れているのは、表情などを見ればわかりますが、今の自分は車がとにかく好きで、そんなことは、何も話していないのにわかってしまうのか?

関心しつつ、手土産と少しばかりのお礼をして、帰りました。

その後、自動車部品の試作の仕事に就きました。

しかし、営業の仕事はしませんでした。

現在はその仕事もやめて、車とは全く関係ない仕事をしています。

そこで、その霊能者は果たして本物か、それとも偽者だったのでしょうか?

以前の僕は、本物の霊能者と信じていました。

確かに、相手の表面的なものを読み取るということは、霊魂が背後で調査するしているのだから、ある意味で本物と言えそうです。

しかし、今の僕にとって本物ではありません。

それは、バックの霊魂のレベルが低いと感じるからです。

その霊能者は、悩みを抱える人達の相談に乗り、大変立派なことだと思います。

そのうえ相談料も相手任せです。

真面目な方で、悪口を言うつもりはありません。

しかし、本当のことは教えてはくれないのです。

今の僕が答えるなら、こう言います。

「適性(適職)なんて、はじめからないよ」

「自分の好きなことだけをして、収入を得るのは難しいよ」

「必ず、挫折するからね」

「それより、仕事は仕事で割り切ったほうがいいんじゃないの」

 そして、本物の霊能者はこう言うでしょう。

「今のあなたは、過去世からの心情が浮いてきています。人は何度も地上に生まれ、いろいろ経験しています。」

「その心情は、夢を追いかけては果たせずの繰り返しで、何かをやり通した後の満足感というものを経験しておらず、なにかにつけて満足感を求めるようです」

「よって、この過去の心情があまりに強く浮いてくると、ひとつひとつに満足感を求めるようになり、それが得られないとつまらなくなってしまう可能性があります」

「この潜在心が浮いてくる時には、今は満足を得るための一つの段階であると、心の底に言い聞かせるべきです」

このような回答になると思います。

背後の霊魂のレベルが高いと、過去世というものを調査できます。

人間の表面的な部分は、あまり高くない霊魂でもわかりますし、むしろ得意かもしれません。

しかし、過去世の調査はそういった霊魂には難しいのです。

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