この物語は、車にひかれて死んでしまった一匹の狸が他界し、残された家族のことが気になり物質の世界に戻って来ます。
そこには、今まで見たことのない都会の景色や、人間中心社会における動物達の悲惨な現状でした。
様々な動物霊魂と力を合わせて、人間を懲らしめようと試みます。
やがて、霊魂として大事なことを理解し、成長していきます。
あの世と呼ばれる死後の世界での生活や、霊魂が物質世界に来るとどうなるか。
肉体で生きる人生のみならず、霊魂という大きな視点で考える幸福とは。
こうしたことについて、わかりやすく勉強できます。
狸が主人公ですが、人間にたとえても同様といえます。
それは、動物も幽体という霊的な身体をもち、人間と同じく死後も生き続ける霊魂だからです。
やさしく霊魂について学ぶことのできる一冊です。
霊魂学書籍のご紹介
霊魂に聞くⅡ - 宗教について高級霊魂は何を語るのか 水波一郎著
私達は神社や寺院などの宗教施設と深く関わって生きています。赤ちゃんが生まれるとお宮参りをし、他界する時には葬式を行ないます。お祭りやお盆など、私達の暮らしの周りには宗教が慣習として入り込んでいます。更には、しつこく布教してくる迷惑な宗教団体もあります。では、そうした宗教を、高級な霊魂はどう見ているのでしょうか。私達が霊的な生命としてこの世を生きる上で、宗教をどのように考えて、どのように対応すれば良いのでしょうか。葬式や墓は霊的には意味があるのでしょうか。教会で結婚式をしてもいいのでしょうか。宗教を辞めると罰が当たるのでしょうか。先祖供養は必要なのでしょうか。宗教の上手な辞め方は。科学教とは。スポーツ教とは。拝金教とは。本書は宗教の側からの説明ではなく、高級な霊魂から見た宗教というものの、良い面、悪い面、そして、あるべき姿、それらとの関わり方、そうした事を、直接、霊魂に聞いて本にしています。

