この本は、カッパ、天狗、化け猫といった、お子さんでも馴染みのある妖怪のお話です。
「河童の正体」は、河童は名前の通り、河の子供かと思いきや、次第に正体が暴かれて行きます。
世の中には、神秘的な体験、現象に興味や憧れを持つ人がいます。
しかし、様々な霊魂がいて、甘い言葉で近づき、人生を不幸におとし入れる者さえいます。
そうした意味では、良い教訓となるお話です。
昔から天狗は、妖怪というより神様の使いといった存在とされています。
「天狗の思い」は、大吉という信心深い若者を、天狗がやさしく見守ってくれるお話です。
物語なので、姿を現し会話もしていますが、現実は霊魂との交流は簡単ではありません。
たとえ姿が見えなくても、素朴な信仰心を持っている人には、高級な霊魂方が、力になってくれることを教えてくれます。
天狗に興味をお持ちの方は、下記の書籍もお勧めします。
水波一郎著「霊的なお話4:天狗編」 | 神伝・霊的トレーニング1日10分で人生を大きく変える8つの秘訣
Amazon この本は、天狗の5つのお話しが載っています。 日本では、古くから天狗を祀る神社やお寺があり、人間と深い関わりを持っていたと推測されます。 昔から現代に至る…
「化け猫の怒り」は、ちょっと怖い内容です。
生き物を邪険、粗末に扱うことは良くないと伝えたいのだと思います。
動物も霊魂であるので、想念を発します。
殺人にまで繋がらないものの、強い念による霊的影響も考えられます。
子供向けに書かれていますが、子供でも大人でも霊魂であり、霊的なことについて学ぶことは大切に感じます。
霊魂学書籍のご紹介
幽体の悲劇 - 人は幽体と共に生きている 水波一郎著
人は他界すると、死後の世界へ旅立ちます。その際、肉体の脳が消えると、意識は消えてしまいます。ですが、それでも、意識は続いて行きます。それは肉体の脳と幽体の脳が重なっていたからです。幽体にも脳があったのです。脳があれば意識も生じます。その意識は自分自身の意識なのです。その意識こそが、霊的生命体としての成長を表すとも言える大切な意識なのです。本書は、悪霊や高級霊魂ばかりに注目するのではなく、自分自身のもう一つの意識としての幽体にも注目し、人間としての本当の姿を探るとこ書となっています。真の人間を知るために!